山形・酒田港と九州の博多港などを結ぶコンテナ船航路が開設された。博多港などは海外にも航路がつながっているため、県内企業にとっては輸出拡大などのビジネスチャンスが期待される。
新航路 ビジネスチャンス拡大に期待
酒田港と福岡の門司港・博多港など、日本国内3つの港を結ぶ新たな航路が5月10日に開設された。
この航路は、静岡県に本社がある「鈴与海運」が開設したもの。
コンテナ船の初入港を記念して10日、酒田港ではセレモニーが行われた。
新たな航路の開設により、山形県内の企業にとっては門司港・博多港を経由して輸出・輸入がしやすくなり、ビジネスチャンスの拡大が期待される。
山形県 県産品・貿易振興課 伊藤秀敏主幹:
県内の多くの企業に、航路開設のメリットを訪問・ホームページで広く周知して利用拡大を図っていきたい。助成制度を新設したいと考えているので、あわせて県内企業に周知していきたい
酒田港では現在、国際定期コンテナ船が週2便運航されているが、今回の新たな航路で週3便の運航となる。
(さくらんぼテレビ)