環境省は、危険な暑さへの注意を呼びかける「熱中症特別警戒アラート」の運用を24日から開始する。
暑さをしのげる場所「クーリングシェルター」
これまでの「熱中症警戒アラート」から一段上に位置づけられた「熱中症特別警戒アラート」は24日から運用を開始します。

気温や湿度などをもとに算出する「暑さ指数」が、都道府県内の全ての地点で「35」に達すると予想される場合、環境省が前日の午後2時に発表する。
また、自治体が冷房設備のある「クーリングシェルター」に指定した施設の開放も義務づける。

東京都江戸川区では4月1日からすでに区民センターや図書館など、区の施設“81カ所”をクーリングシェルターに指定している。

江戸川区はアラートが発表されていない場合も、気軽に暑さを一時しのげる場所としてこれらの施設を開放するとしている。

江戸川区環境部 気候変動適応計画課 佐藤弥栄 課長:
熱中症対策としてですね、事前に周知させていただいて、区民の方にもですね、皆さんにも安心してですね、ご利用していただく。

熱中症特別警戒アラートの2024年の運用期間は10月23日までとなる。
(「Live News α」4月23日放送分より)