5四半期連続のプラス成長です。
内閣府が発表した2025年4月から6月のGDP(国内総生産)の速報値は、物価変動の影響を除いた実質で、前の3カ月と比べプラス0.3%でした。
これが1年間続いた場合の年率換算ではプラス1.0%で、5四半期連続のプラスとなりました。
GDPの半分以上を占める「個人消費」はプラス0.2%で、暑かったことで夏物の衣服が好調だったほか、パンや菓子、野菜の消費も伸びました。
また「輸出」は、電子部品などが増えてプラス2.0%となり、全体を押し上げました。
物価高が続き、トランプ関税の影響が本格化するなか、景気が成長軌道を維持できるかが今後の焦点です。