小林製薬の「紅麹」を原料とするサプリメントを摂取した人に腎疾患の症状が確認されている問題で、新たに摂取した人2人が死亡したと小林製薬が発表した。サプリメントを摂取した死者はこれで合計4人となる。

小林製薬は28日午前、「生前に紅麹コレステヘルプをお使いになられていた方が腎疾患を伴って亡くなったとのご連絡を、昨日(3月27日)、ご遺族の方からいただきました」と発表した。

新たに亡くなったとの連絡が来たのは2人で、そのうち1人は2021年以降使用していたという。

小林製薬は、「これらの2件のいずれについても事実及び因果関係を真摯に確認させていただいている最中ではございますが、速やかな情報開示の観点からご報告申し上げます」としている。

小林製薬は28日、大阪市内で株主総会を開いていて、株主からは会社の対応に対する怒りの声が聞かれた。

プライムオンライン編集部
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