タカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校の受験者数が過去最低となったことがわかった。宝塚歌劇団の劇団員が死亡した問題が影響したとみられる。
宝塚音楽学校はタカラジェンヌとして舞台に立つために、歌やダンス、芝居などの基礎を学ぶ2年制の学校で、定員40人に対し、例年、数百人が受験する狭き門となっている。
この記事の画像(7枚)関係者によると、今年の受験者数は過去最低だった2023年の612人を下回り、過去最低を更新したことがわかった。
宝塚歌劇団を巡っては2023年、死亡した劇団員(当時25)の遺族がパワハラの認定と謝罪を求め、劇団と協議を続けている。
関係者は受験者数の減少に一連の問題が影響していることを認めたうえで、今後、劇団とともに音楽学校の風土改革を急ぎたいとしている。合格発表は3月27日。
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