3月1日、就活が本格化スタートし、横浜では合同説明会が開催された。
就活の新たなトレンドとして、企業が就活生の親に内定承諾を確認する「オヤカク」と、親向けオリエンテーションの「オヤオリ」が話題になっている。
合同説明会に多くの就活生
3月1日に説明会が解禁され、「就活」が本格的にスタートした。
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横浜で開催された合同説明会には、黒いスーツを着た多くの就活生の姿があった。
就活生は、「早く内定欲しいので、早く動かなきゃなっていう気持ち」とコメント。
より良い会社を見つけたいと、解禁初日から意気込む就活生。そんな就活生の中で今、あるワードが話題となっている。
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それは「オヤカク」と「オヤオリ」。
「オヤカク」とは、企業から就活生の親に内定の承諾を得るため、確認作業をすること。「オヤオリ」とは、企業が就活生の親を対象としたオリエンテーションを行うことを指す。
今、就活生本人だけではなく、親世代も積極的に就活に関わる動きが広がりを見せているのだ。
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都内のIT企業「アシスト」は、2023年12月に初めて保護者向けの説明会を実施。オフィスの見学、飲食を伴う懇談など、約3時間半にわたった説明会には、想定を上回る半数近くの保護者が参加した。
保護者が参加するためにかかった交通費や宿泊費は、会社が補助したという。
働くイメージを親とも共有
親の就活参加に、就活生の意見はさまざまだ。
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賛成派の就活生は、「(親に)反対されてしまった企業は受けないという選択肢になると思います」とコメント。
反対派の就活生は、「自分の人生なので、親は関係ないと思います」と話した。
親が参加する就職活動には、就活生が就職先を選びやすい「売り手市場」の今だからこその事情があるという。
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株式会社アシスト・林昌洋経営企画本部長は、「親御さんのご意向を考えながら、会社を選択する学生さんが多いという実感を持っています」と話している。
どこへ就職するかを親へ相談する学生も増えたことから、親にも理解を深めたい狙いがあるという。働くイメージを親とも共有することが、新しい就活の形となりそうだ。
(「イット!」 3月1日放送より)