アルバニアで20日、政府庁舎に対して野党支持者が火炎瓶などを投げ入れるデモが発生。
警察官たちのすぐ後ろで何度も火柱が上がった。
政府与党の汚職疑惑に対する怒りが原因で、数千人の国民が参加している。

怒れる国民たちが集結

ヨーロッパ、バルカン半島の国・アルバニア。

この記事の画像(17枚)

20日、怒れる国民たちが政府庁舎の前を埋め尽くした。

警察官の頭の上をプラカードが飛んだ。
次の瞬間、爆発。シルバーの缶のようなものも爆発した。

政府庁舎に向けて、火炎瓶が次々と投げられていた。

警察官のわずか数メートル後ろで何度も上がる巨大な火柱。
アルバニアの国民たちは、なぜ怒ったのだろうか。

「すべての国民がここに来るべき」

それは万国共通の理由だった。

政府与党の汚職疑惑だ。

野党の支持者は、「すべてのアルバニア国民がここに来るべきだ」と訴えた。

デモを行っていたのは、数千人の野党の支持者たち。
首相や政府の高官が関与したとされる汚職疑惑の調査委員会について、与党の一部が設置を拒否している。

一方で、野党の指導者も汚職の疑いで自宅で軟禁されていて、政治的な報復だと与党側を非難している。
(「イット!」 2月21日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(17枚)