今年で創建1300年を迎える宮城県の「多賀城」。この節目の年の幕開けを祝おうと、2月7日に東京都内で記念イベントが開かれた。出席したのは、多賀城市出身の俳優・千葉雄大さんとタレントのゆうちゃみさん。ゆうちゃみさんは得意の俳句で「多賀城」をアピールした。市ではこれを機に今後、様々な記念事業を展開する予定だ。

創建「1300年」千葉雄大さんが祝福

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 2月7日に都内で開かれた、国の特別史跡『多賀城』の創建1300年を記念したイベント。
宮城県の村井嘉浩知事や、多賀城市の深谷晃祐市長のほか、市出身の俳優・千葉雄大さんも出席し、盛大なドラの音でふるさとの節目を祝った。

 市の悠久浪漫大使を務め、今回「特別遣使」を任命された千葉さんだが、上京当時は出身を「多賀城市」と言っても伝わらないことがあり、仙台出身と言っていたという。

 今では多賀城市出身と胸を張って答えているという千葉さん。多賀城市の魅力について、「仙台市内にも沿岸部にもアクセスがしやすく、多分あまり知られていないが、お酒とかお米とかすごくいろいろあるのと、僕の出身でもある」と話し、会場を笑わせた。

「日本三大史跡」古代東北の中心地

 奈良県の平城京跡や福岡県の大宰府跡と並び、日本三大史跡に数えられる「多賀城」。

 創建は724年の奈良時代で、規模は約900メートル四方。周囲は塀で囲まれ、ほぼ中央には儀式などを行う政庁があった。

多賀城政庁跡(提供:多賀城市)
多賀城政庁跡(提供:多賀城市)

 平安時代にかけて睦奥国(現在の宮城県・福島県・岩手県)を治める国府が置かれ、政治や文化、軍事の古代東北の中心地としての役割を果たした。

 9世紀になると、多賀城の南側には街が整備され、多賀城で働く人たちが暮らすようになったという。

画・早川和子
画・早川和子

「”推し”のまち」に 南門も11月に公開へ 

 7日のイベントには歴史好きで俳句が得意だというタレントのゆうちゃみさんも登場。多賀城が創建された当時(奈良時代)の「天平衣装」に身を包み、「多賀城」をテーマに考えてきたという一句を読みあげた。

「初春に ギャルも行きたい 推しのまち」

「”お城”を”推し”にしたいということで推しに」と、ゆうちゃみさんは笑顔で自身が読み上げた俳句について話した。

南門完成イメージ(提供:多賀城市)
南門完成イメージ(提供:多賀城市)

 多賀城市では今年、創建1300年を記念して、夏祭りやアートプロジェクトなど様々な事業を予定している。「多賀城跡」の修復作業は2026年3月まで続くが、11月ごろに南門など一部の公開も予定しているという。

 千葉雄大さんは「(帰省したときに)南門が建設されているところが見えて『いつできるのか』と家族で話しながら散歩していて、完成も楽しみにしている。ぜひ宮城県、多賀城市に足を運んでもらえれば」と多賀城をアピールした

(仙台放送)

仙台放送
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