1月29日、亡くなっていたことがわかった漫画家の芦原妃名子さん。人気漫画「セクシー田中さん」などの作品で知られている。
突然の訃報から一夜が明け、同じ漫画家からは、相次いで悲しみのコメントが寄せられている。

漫画「逃げるは恥だが役に立つ」の作者・海野つなみさんのSNSより:
芦原先生、うそでしょう、こんな...。

漫画「クローバー」の作者・稚野鳥子さんのSNSより:
多分全漫画家は、芦原先生の言い分はわかってた。わかってたよ。

漫画「黒崎くんの言いなりになんてならない」の作者・マキノさんのSNSより:
ただただ悲しい、 言葉にならない…先生のご冥福を心よりお祈りいたします。
日本テレビ放送のドラマの脚本巡り“トラブル”か
29日、栃木県内で亡くなっていたことがわかった漫画家の芦原妃名子さん、本名・松本律子さん。「セクシー田中さん」のほか、「砂時計」など人気漫画の作者として知られている。
「セクシー田中さん」の発行元である小学館は30日、追悼のコメントを発表した。

小学館:
芦原妃名子先生の生前の多大なご功績に敬意と感謝を表し、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
芦原さんは2023年10月から、日本テレビで放送されたドラマ「セクシー田中さん」の脚本をめぐり、トラブルになっていたとみられ、SNSで波紋が広がっていた。

芦原さんが先週、SNSに投稿した内容によると、ドラマ化にあたっては「必ず漫画に忠実に」と依頼。さらに、漫画が完結していない作品であるため、ドラマオリジナルの終盤については、原作者である芦原さんがセリフなどを用意する条件で合意したとしていた。

ところが、ドラマ制作がスタートすると、原作を大きく改変した内容になり、9話と最終回の10話の脚本については、それまで担当した脚本家ではなく、芦原さん自身が執筆したと明かした。

芦原さんは、SNSに投稿した一連の経緯などを削除した上で「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい。」とつづった。
(「イット!」1月30日放送より)
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