島根・松江市のハンコ店が制作した、小さな円の中に87文字もの文字を刻んだハンコがバズっている。社員のアイデアと20年以上の経験を持つ職人の協力で、円周率を160文字刻んだハンコも制作された。

ハンコ店の投稿が話題

ハンコを押すと、「こんにちは。島根県にある小さなハンコ屋が1.2cmの印鑑の中で限界の文字数に挑戦しています。今回は87文字に挑戦。しっかり読めていますね!これが職人の技術なんです!すごいでしょ。」と、小さな円の中に文字がビッシリ。

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島根・松江市にあるハンコ店が、その画像を投稿した。
ユニークなハンコに多くの「いいね」がつき、“バズりハンコ屋”と呼ばれるようになった。

ネット通販のPRで始めたが、文字を詰め込む技術が注目を集め、売上げが約3.5倍アップしたという。

いわゆる“中の人”は、30代の女性社員。職人とぶつかることもあったという。
“中の人”の社員は、「ひらめいたものを職人に直談判しているので、とんでもないハンコの提案だったりすると、職人に断られたりする」と話している。

160文字刻まれた円周率ハンコ

20年以上の経験がある職人は、「プレッシャーはありますけど、チャレンジしがいがある」とコメント。

そんな“中の人”と職人とのせめぎ合いで新たに生まれたのが、職人のプライドが詰まった円周率のハンコ。なんと、160文字も刻まれていて、こちらもバズっている。
(「イット!」 1月26日放送より)

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