パリオリンピックの代表選考を兼ねた卓球の全日本選手権で、伊藤美誠選手が6回戦で敗退。平野美宇選手のシングルス代表選出が確実となった。
パリオリンピックのシングルス代表は、ランキング1位の早田ひな選手がすでに出場を確実にしていて、2位の平野美宇選手と3位の伊藤美誠選手が残りの1枠を争い、一騎打ちとなっていた。
平野選手は、この日行われた4回戦、5回戦、6回戦を勝ち抜き、27日の準々決勝へ駒を進めていたのに対し、伊藤選手は6回戦で苦しい戦いを強いられた。
先にマッチポイントを握りながらもその後、相手に逆転を許してフルゲームの末敗退。選考レースのポイントで平野選手を逆転する可能性がなくなった。
この結果、平野選手が、シングルス2枠目の代表を確実にしている。
なお、団体戦メンバーの3人目については、ダブルスの相性なども考慮に入れ、強化本部が推薦する。