全日本フィギュアスケート選手権が開幕する。

2日目の22日は女子ショートプログラムが行われる。

日本代表を目指して戦いに挑む選手、自身最高の演技を披露しようと挑む選手、最後と決めてリンクに立つ選手…さまざまな思いが交差する。

日本最高峰の舞台・全日本選手権で、どんな演技を見せてくれるのだろうか。

女子ショートプログラムの滑走順は以下の通り。

第1グループは16時ごろから始まり、第2グループが16時55分ごろ、第3グループは17時30分ごろから、第4グループが18時45分ごろ、第5グループは19時29分ごろから開始予定となる。

28名中上位24名が進出するフリーは、12月24日に行われる。

第1グループ

(1)村上遥奈(むらかみ・はるな)2年連続2回目
15歳/木下アカデミー

村上遥奈
村上遥奈
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シングル専念で再出発の今季。JGPオーストリア大会で2位表彰台。

全日本Jr.では持ち前の勝負強さで2年連続全日本の大舞台を勝ち取った。

「笑顔で滑り切りたい」自己ベスト更新を目指し挑む。

(2)清水咲衣(しみず・さえ)初出場
18歳/木下アカデミー

清水咲衣
清水咲衣

シニア1年目で西日本3位につけ、全日本初出場。

過去、フラワーガールの経験がありその時の宮原知子さんの演技に感動したという。

「私もお客さんの心に残るような演技を目指します」

ペアスケーターとしても練習を積む清水の演技に注目だ。

(3)髙木謠(たかぎ・よう)2年連続2回目
15歳/東京女子学院

髙木謠
髙木謠

初のJGPでは日本大会2位。東日本優勝で迎えた全日本Jr.ではガッツポーズの好演技。

2024ユース五輪代表にも選出され、絶好調の今シーズン。

2度目の出場となる全日本へ向けては「たくさんのお客さんの前で最高の演技を見せたい」と意気込む。

(4)鈴木なつ(すずき・なつ)3年ぶり2回目
20歳/関西大学

鈴木なつ
鈴木なつ

東から西へ拠点を変え掴んだ大舞台。

前回出場時と偶然にも同じ長野での全日本。

しなやか&ダイナミックな滑りでノーミス演技を目指す。

(5)三枝知香子(さいぐさ・ちかこ)2年連続2回目
20歳/日本大学

三枝知香子
三枝知香子

東日本選手権ではSP13位から大逆転の4位。

自己ベスト更新去年に続きFSで強さを見せた。

2度目の全日本では鬼門のSPを乗り越えFS進出へ「納得した演技で終わりたい」。