長野県佐久市の県道でバイクを2人乗りし、蛇行走行や信号無視など危険な運転を繰り返したとして少年4人が検挙された。住民らが騒音などを訴え、警察に多数の通報や相談が寄せられていたという。
建築作業員や高校生など4人検挙
改造された2台のバイク。
車体には風神・雷神などが描かれたステッカーが何枚も貼られている。
少年4人が暴走行為に使っていたもので警察は11月27日、押収したバイクを公開した。

道路交通法違反(共同危険行為等の禁止違反)の疑いなどで逮捕・書類送検されたのは、16歳から17歳の建築作業員や高校生など4人。
4人は2023年8月27日未明、佐久市岩村田の県道で2人乗りでバイクを運転していた際に、蛇行走行や信号無視を繰り返すなど交通上の危険を生じさせた疑いが持たれている。
全員、容疑を認めているという。

騒音など住民から苦情…
警察によると、4人は日頃から佐久インターチェンジ近くの商業施設の駐車場に集まり、暴走行為を繰り返していた。
5月下旬ごろから住民らが騒音などを訴え、警察に多数の通報や相談が寄せられていたという。

8月27日に警察が警戒していた際、数キロほど暴走行為を繰り返す2台のバイクを見つけたが、そのまま逃走。
その後の捜査で少年4人の犯行を特定したという。

(長野放送)