サッカーJ2のロアッソ熊本は、今シーズンのリーグ戦を14位で終え、目標のJ1昇格には届かなかったが、天皇杯ではクラブ初のベスト4という成績を残した。キャプテンの平川怜選手は、天皇杯躍進の裏には監督からかけられた、ある言葉があったと明かした。

天皇杯ベスト4の立役者・平川怜選手

――自ら手を挙げてキャプテンに就任したが取材対応など大変だった?
平川怜選手:

いや~もう大変でしたね。プレーより大変

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――カメラのある空間は得意?
平川怜選手:

得意じゃないし、好きでもない

――ありがとうございます、受けていただいて

平川怜選手(23)は、ピッチ全体に目を向けゲームをコントロールするだけでなく、自身も決めきる力がありチームをけん引。

特に天皇杯でJ1クラブの3チームを破った快進撃には、平川選手の存在が欠かせなかった。この活躍の裏には大木武監督の言葉かけがあったという。

平川怜選手:
「自分たちの方が強い、やれる」ということはずっと言っている

――ポジティブな声掛けはプラスに働いていますか?
平川怜選手:

天皇杯も最初から「優勝目指す」と言っていたし、自分たちはそんな「優勝目指す」なんて誰も言えないので、大木監督がずっと言ってきたからこそここまで行けたと思う

――最初から優勝だぞ!と?
平川怜選手:

はい

――それを聞いたらよし!となりますよね?
平川怜選手:

なりますし、段々と勝っていくにつれて口だけじゃない、本当に目指せるものだと思ってやっていた

どうなる来季 平川選手の動向は?

サポーターからは「ロアッソをJ1に導いてほしい。ロアッソに残ってください」や「今シーズン頑張れたのは平川怜選手のおかげなので、来季も残ってロアッソ熊本を引っ張ってほしい」など、平川選手への声が聞かれた。

――サポーターは期待しているが?
平川怜選手:

自分が必要とされているクラブでプレーしたいというのは、サッカー選手みんなそう思っていると思うので、自分自身もそう思うし、そう言っていただけるのはありがたいことです

――大木監督は続投、来季こそJ1へ?
平川怜選手:

J1に行かないといけないと思う。それができるクラブだと思うので、もっともっとやらないといけないと思う

――今後描く、サッカー人生とは?
平川怜選手:

日本代表に入りたい気持ちがあるので、それに向けて自分のプレーを磨きたい

――海外クラブに興味は?
平川怜選手:

もちろん、いま海外のクラブでプレーしていないとなかなか代表入れないと思うし、そこで活躍しないといけないくらい日本のサッカーレベルは上がっているので、そういうところは目指したい

気になる来シーズンのロアッソ熊本のチーム編成は、11月27日現在で「引退」と「契約満了」の合わせて4人がチームを去ることが決まっているが、そのほかの選手たちの動向はまだ発表がない。

大木サッカーに欠かせない平川選手には、ぜひ2024年も一緒にJ1を目指してほしい。

(テレビ熊本)

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