24日、4万円の減税などを含む、新たな経済対策の裏付けとなる今年度の補正予算案が、衆議院本会議で可決された。
国会では激しい論戦が続いているが、そんな中、岸田首相に“まさかの出来事”が起きていた。

「中身がない!」答弁に野次飛ぶ場面も…

支持率低迷に苦しむ岸田首相への追及が続く国会。
24日、野党が追及したのは、経済対策の目玉として2024年6月の実施を目指す、1人4万円の減税などについてだ。

立憲民主党・逢坂誠二代表代行:
なんでここで、あえて、あえて、あえて、減税っていう手法をとるんですか?

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岸田首相:
(低所得者世帯への)給付と所得減税、それ以外の様々な政策も用意し、この組み合わせが大事だと

立憲民主党・逢坂誠二代表代行:
選挙や国民の皆さんのちょっとの歓心を買うために減税するなんていうのは、邪道ですよ!

有志の会・緒方林太郎議員:
パンとサーカスを提供していれば支持率は上がるだろうという、国民の思いを値踏みするかのような浅薄な考えが見え隠れする

対する岸田首相は、経済や円安対策などについて熱弁したが、厳しい野次が飛ぶ場面も。

岸田首相:
全体を見ながら、適切な金融政策を判断していく。こういったことを期待するところ

「答弁は長いけど中身がない!」

“お化け説”まで飛び出した? 突然のホテル泊

追及を受けた岸田首相だったが、23日夜は2021年12月から住み続けている首相公邸ではなく、なぜか約300m離れた「ザ・キャピトルホテル東急」に突然向かい、そのまま過ごしたという。
この突然の“ホテル泊”に、ネット上では様々な声があがった。

ネットの声:
「公邸には“アレ”が出るそうですが…」
「公邸に住み着く御霊がお怒りなのでは?国民を苦しめるなバッカモーン!って」
「公邸でまた息子が宴会やって何か壊したか?」

様々な憶測が飛び交ったが、FNNが取材したところ、公邸の水回りにトラブルがあり、風呂やトイレにも影響が出たということが判明した。
この不具合は1日で解消したようだが、厳しい国会論戦は今後も続くと見られる。
(「イット!」11月24日放送分より)