熊本・玉名市では、約1トンの大俵を転がしタイムを競い合う「大俵まつり」が開かれ、参加者たちはチームで息を合わせ、レースに挑戦した。
1トンの大俵が猛スピードで駆け抜ける
五穀豊穣(ほうじょう)を願って毎年“勤労感謝の日”に行われている熊本・玉名市の「大俵まつり」は2023年で27回目だ。
この記事の画像(6枚)祭りの一番の見どころは、直径2.5メートル、重さ約1トンの俵を180メートルのコースでタイム競う「大俵ころがし」。
号砲が鳴ると、参加者たちは掛け声をかけて大俵を引いて走り出す。好タイムのカギを握るのは、パワーやスピードだけでなく、チームの団結力。
1チーム13人の息の合ったプレーに、訪れた観客からは拍手が送られた。
地元の消防や警察の力自慢も参加
中には、日頃の訓練を生かそうと、地元の消防署や玉名警察署も参加し、参加した玉名警察署員は「まずまずだったと思う」とタイムに満足の様子だった。
訪れた見物客も「すごくデカかった」「きょう初めてだったけど、迫力があってびっくりした」と大俵の迫力に驚いた様子だった。
大俵ころがしの優勝チームには、賞金10万円と米俵2俵などが贈られたということだ。
(テレビ熊本)