日本時間20日、パプアニューギニアにあるウラウン火山が噴火した。
21日に旅客機から撮影された映像には、高度1万5000メートルまで達した噴煙が映っていた。一方、北欧のアイスランドでも、街があるエリアで火山の噴火が迫っていた。

パプアニューギニアで火山噴火

広大な森の上に浮かぶ、巨大な噴煙。

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分厚く広がり、奥の景色を遮っている。島を覆うばかりのスケールだ。

日本時間の20日に噴火した、パプアニューギニアにあるウラウン火山。

噴火の翌日、旅客機から撮影された映像には、噴煙が空高く伸びる様子が映されていた。噴煙はジェット機が飛ぶ高度1万メートルよりも高い、1万5000メートルまで達した。

街があるエリアに噴火が迫る

一方、火山による危機は、北欧のアイスランドでもあった。

街があるエリアで、噴火が迫っているのだ。

地面が割れ、隙間から噴き出す白い蒸気。建物にもひびが入り、窓には「ここは放棄されました」との張り紙があった。

街全体に避難指示が出され、人気がない。

20日、アイスランドの気象局は噴火の可能性について、「噴火が起こるとすれば、おそらく数週間以内ではなく、数日以内でしょう」と発表した。

当局は、街では誰も普通のクリスマスを迎えることはできないとしている。
(「イット!」 11月22日放送より)

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