ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスは、最大70人の人質を解放する用意があると表明した。

5日間の停戦などを条件としているが、イスラエルが応じるのか注目されている。

「病院を拠点として戦争を行っている」イスラエル主張

イスラエル軍の地上侵攻をめぐり、13日新たな動きがあった。

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ガザ地区を実行支配するイスラム組織ハマスが、女性や子供の人質最大70人を開放する用意があると明かした。

その条件として5日間の停戦と、イスラエル軍に対して、ガザ地区すべての人道支援の実施を認めることを挙げた。

ハマスの提案に応じるかどうかが注目される中、イスラエル軍は13日ガザ北部にある小児がん専門のランティシ病院に突入したことを発表。

イスラエル軍 ハガリ報道官:
ハマスはこの場所全てを占拠して、イスラエルと戦争を行っているのです。この病院を拠点として

公開した映像には、病院の地下に手榴弾や自爆用のチョッキなどが置かれていて、イスラエル軍はハマスの武器庫だったと主張している。

イスラエル軍:
病院からロケット弾を発射していた。それがハマスだ。世界はイスラエルが戦っている敵を知るべきだ

ハマス側は、ガザの病院を相次いで攻撃しているとイスラエル軍を批判。

ガザ保健当局は、ガザ地区に35ある病院のうち25の病院が機能停止に陥っていることを明らかにした。

一方で、イスラエル軍は病院で戦闘が激化しているのは、ハマスが病院を拠点としているからだと主張している。
(「イット!」 11月14日放送より)