自民党の細田博之前衆議院議長が10日午前、東京都内の病院で亡くなった。
79歳だった。

細田氏は10月、体調不良のため議長を辞任し、衆議院議員は続ける意向を示していたが、10日午前11時ごろ、都内の病院で多臓器不全のため死去した。

岸田首相「商工関係におくわしかった細田前議長と同じ仕事をさせていただいた、こういったご縁もありました。今日までの細田前議長のご努力に、心から敬意を表したいと思います」

細田氏は、島根・松江市出身で、旧通産省の官僚から1990年の衆議院選挙で初当選し、官房長官や自民党の幹事長などを歴任していた。

また、自民党の最大派閥、安倍派の前身の細田派では会長も務めた。