20日、アメリカ・ニューヨークで、エマニュエル駐日大使が出席した講演会に、環境活動家が乱入。環境活動家は、大使が賛成しているパイプライン計画に対して抗議した。一方、大使は落ち着いた様子で、事の成り行きを見守っていた。

環境活動家が講演会に乱入

20日、アメリカ・ニューヨークで行われた講演会での出来事。

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「アラスカLNGはダメ、あなたは私を殺している」と突然声を上げ、複数の人が立ち上がった。

そして、壇上へ上がると、シュプレヒコールを続ける人たち。環境活動家が乱入してきたのだ。

この時、講演を行っていたのは、エマニュエル駐日大使。活動家の横断幕には、「気候に対する犯罪者」との文字が書いてあった。大使が賛成している、パイプライン計画への抗議活動だったのだ。

スーツを着た男性が、活動家に舞台から降りるよう促すが、動こうとしない。

この事態に、エマニュエル大使は、様子を見ながらじっと椅子に座り、飲み物をごくりと飲んだ。落ち着いた様子で、事の成り行きを見守っていた。

「何が起きたのかわからなかったよ」

乱入から約5分後。

活動家が外へ連れて行かれると、エマニュエル駐日大使は「何が起きたのかわからなかったよ」と口にした。その後、講演は何事もなかったかのように再開された。
(「イット!」 10月23日放送より)

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