クライマックスシリーズファイナルステージが開幕し、阪神・オリックスがそろって初戦を制した。そんな中、大阪府と兵庫県は、阪神とオリックスのリーグ優勝パレードの資金を集めるためにクラウドファンディングの受付をスタートした。
目標額はドドンと「5億円」
この記事の画像(7枚)パレードは11月23日に大阪の御堂筋と神戸の三宮で同日開催、両方の球団が時間を分けて行う予定だ。会場の警備費などにかかる資金を確保するため、クラウドファンディングで集める目標額は「5億円」。
寄付額は3,000円から1,000万円までで、金額に応じた球団のオリジナルグッズを受け取れるということで、開始早々、金額が上がっていくが、目標金額に届いているのだろうか。記者が確認した際は1,100万円ほど集まっていた。
このうち内訳を見てみると、寄付額3,000円では阪神の支援者が693人でオリックスが90人…今のところ10万円が最高額で、阪神が3人に対しオリックスは0人と、大多数は阪神ファンのようだ。
クラウドファンディングを運営する会社は、「オリックスのグッズがまだ公開されておらず、公開されたらオリックスファンも募金してくれるはず!」と、前向きなコメント。
「阪神ファンはアツいんで集まる!」
実際に街でファンに聞いてみた。
試合を見て来たというオリックスファンは、ちょっとのぞいて考えはしたというが…「選手と握手できるとかそういうのがあればもっといいのかなと思います。日本シリーズ決めたらやりたい」とのこと。
“目標金額が5億円”ということについて阪神ファンは「そんな持ってるわけないやん、庶民だから」とばっさり。
一方、熱狂的な阪神ファンは「阪神ファンはアツいんで集まると思いますけどね。この日もたぶん(チケット)完売ですごい人おるはずなんで、いけます!5億くらいスッといってしまうと思います」とアツくエールを送った。
大阪・兵庫の両知事も見守る
大阪府・兵庫県の両知事は、このクラウドファンディングについて…
大阪府吉村洋文知事:
5億円という高い目標を設定していますので、これ達成できるのか、わかりませんけど、ぜひ阪神オリックス、応援するみなさん、このパレードの趣旨に賛同してくれるみなさん、クラウドファンディングをお願いしたいと思います
兵庫県斎藤元彦知事:
今日も含めて阪神オリックスが快進撃を続けていただくことがですね、クラウドファンディングの賛同につながりますので、チームの勢いに期待したい
果たして、寄付額は目標5億円に届くのか?
クラウドファンディングは11月30日まで行われる。
(関西テレビ「newsランナー」2023年10月19日放送)