山形県の吉村知事は10月18日の会見で、ラーメンとそばを観光資源とするため、商標として「ラーメン県そば王国」を特許庁に登録申請したと発表した。

観光資源として活用し県の知名度向上へ

山形県のラーメンとそばをめぐっては、総務省の家計調査で山形市の1世帯あたりのラーメン支出額が、2022年に全国1位に返り咲いた。

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10月に東京で行われた「ご当地ラーメン総選挙」では、“酒田のラーメン”が日本一に輝いている。また県内には、そば店が集中する「そば街道」が多数あり、全国有数のそば処として知られている。

県が行った「ラーメン県そば王国」の商標登録は、山形を代表する食を観光資源として活用し、県の知名度向上を図る狙いで、10月16日に特許庁に申請したという。

吉村知事は「ラーメンとそばのどちらか一つというわけにはいかないと思う。『ラーメン県そば王国』と並べて、看板をしっかりPRしていければと思う」と話す。

商標の登録は通常約6カ月の期間がかかるとされ、県は今後SNSを活用し発信に力を入れる考えだ。

(さくらんぼテレビ)

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