アメフト部の薬物事件をめぐり、日本大学の林真理子理事長が沢田康広副学長に辞任を求めていることがわかった。

「補助金も欲しいし叩かれたくない」

日大アメフト部の薬物事件ではこれまでに部員2人が逮捕されているが、この問題の対応をめぐって林理事長が沢田副学長に辞任を求めていることがわかった。

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7月6日、学生寮で大麻とみられる植物片を見つけた際、沢田副学長が大学内で保管し、警視庁に届け出たのが12日後だったことが「空白の12日」として問題視されていた。

関係者によると、沢田副学長が9月4日に林理事長と対面で話をした際に、理事長から「先生は誇り高く自分は間違っていないと言っても、私たちは補助金も欲しいし叩かれたくない」と辞任を求められたという。

沢田副学長は弁護士を通じ「辞任を求める理由に合理性がなく、手続きも経ずに第三者委員会の結論が出る前に辞任させようとしたことが納得できない」とコメントしている。

FNNの取材に対し日本大学広報課は「回答まで今しばらくお時間をいただきたい」とコメントしている。
(「Live News days」10月18日放送より 一部情報を追加しています。)

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