愛知県西尾市の東に位置する「八ッ面山(やつおもてやま)」は、標高67.4メートルの男山と、39メートルの女山の2つの山が重なるふたこぶ状の山で、展望台からは市全体の景色を見渡すことができる。
日本画やふすまに使われた「雲母(きらら)」の産地
展望台があるのは男山だ。
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標高は高くないが、周辺が平地なので西尾市全体が一望できる。
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男山は以前、良質な「きらら」の産地として知られていた。「きらら」とは「雲母(うんも)」と呼ばれる鉱石の一種だ。
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キラキラと輝くことから、日本画やふすまなどに使われていたという。
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雲母を含んだ石を拾うと、まるで手元に星空が広がるようだ。
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女山は桜の名所として多くの市民でにぎわうという。
2023年7月18日放送
(東海テレビ)