2024年のアメリカ大統領選に出馬予定のロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が、無所属で出馬することを宣言した。

過去には無所属で立候補し、大統領選の“台風の目”となった候補者もいるため、今後の動向が注目されている。

ケネディ氏が無所属出馬を宣言

2024年のアメリカ大統領選に、民主党から出馬を表明していたロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が、急きょ、無所属で戦うことを宣言した。

この記事の画像(11枚)

9日、アメリカ・ペンシルベニア州で、ロバート・ケネディ・ジュニア氏は、「私は民主党からの独立を宣言しなければならない」と表明した。

ロバート・ケネディ・ジュニア氏の伯父は、60年前に暗殺されたジョン・F・ケネディ元大統領。

父はその弟、ロバート・ケネディ元司法長官だ。

ケネディ氏は、69歳ながら、ムキムキの体で力強さをアピールしていた。

しかし、民主党の世論調査では、バイデン氏が61.6%、ケネディ氏が14.6%と、支持率でバイデン大統領に大きく後れをとっていた。

“第3の候補者”が台風の目になったことも

しかし、民主党や共和党ではない、“第3の候補者”が大統領選の台風の目になったケースが、過去にあった。

1992年には、資産家のロス・ペロー氏が無所属で立候補し、全体の約2割もの票を獲得した。

大接戦となった2000年の選挙では、緑の党のラルフ・ネーダー氏が民主党の票を奪ったことが勝敗の分かれ目になったともいわれている。

ある調査では、ケネディ氏は民主党支持層に一定の人気があるだけでなく、共和党支持者からも好感を持たれている。

大統領選で、どの候補にどう影響するのか注目される。
(「イット!」 10月10日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(11枚)