中日ドラゴンズOBの井端弘和さんが、野球日本代表=侍ジャパンの新監督に就任し、10月4日に記者会見した。
井端さんと現役時代にコンビを組んでいた荒木雅博コーチも「面白い野球をするんじゃないか」とエールを送っている。

“アライバコンビ”の荒木コーチが井端新監督にエール

2023年3月、侍ジャパンが14年ぶりの世界一奪還を果たし、日本列島が沸いたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。あれから半年、侍ジャパンを新たに率いるのは、現役時代「アライバコンビ」で華麗な守備を見せ、中日ドラゴンズの黄金時代を支えた、井端弘和新監督(48)だ。

選手時代、華麗な守備を見せた井端弘和新監督
選手時代、華麗な守備を見せた井端弘和新監督
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井端弘和新監督:
この度、野球日本代表・侍ジャパントップチーム及び、U-15監督に就任いたしました井端弘和です。今年WBCで優勝しましたし、それは必ず引き継いでいかないといけないなと感じております。打つ方でも世界にだいぶ近づいていると思いますし、そこに高い投手力や守備力を生かして、その中で相手を見て緻密な野球、日本の今までやってきた野球を融合させていければいいかなと思います

井端新監督は中日時代の2013年にWBCに出場し、2021年の東京オリンピックでは、内野守備コーチとして世界一に貢献した。

WBCの準決勝を間近に控えた2023年3月、WBCや侍ジャパンについて「怖くて、こんな緊張した場面でよくやっていたなと思う。JAPANの試合は選ばれたら負けられない試合ばかり」と、日の丸を背負う重圧について話していた井端新監督。

4日の就任会見では「身に余る大役ですが、自分の持っているものを全て注ぎ、日本野球の恩返しになると考え、引き受けることにしました」と話した。

井端新監督の就任について、アライバコンビを組んだ荒木雅博コーチもエールを送る。

荒木雅博コーチ:
大変なところを引き受けたなという感じはしました。今年の春にあれだけWBCで盛り上がって、国民の期待もすごく大きいでしょうから、その中で引き受けて始まるという、体を壊さないようにしてほしいなというのが一番の思いです。野球の話をしている時って、やっぱり引き込まれるものもありますし、違う方面から野球を見ているところもあるので、面白い野球をやるんじゃないですかね

井端JAPANは、11月に行われるアジアプロ野球チャンピオンシップが初陣となる。

(東海テレビ)

東海テレビ
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