トルコで9月21日、バスに乗り込もうとする子犬と、それを阻止しようとするバス運転手の“戦い”が撮影されていた。

子犬は、運転手が何度バスから降ろしても乗り込んでしまう。最後は乗客も協力して、子犬が乗るのを阻止しバスは発車することができた。
ただ、この“戦い”には続きがあった。

バスに乗りたい子犬vs運転手

9月21日、トルコで撮影された映像には、バスが停留所に停まり、乗客が乗り込んでいく様子が映されていた。

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よく見ると、列の一番後ろに子犬の姿がある。

(IHA)
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バスの前を走り回り、後から来た男性が乗ると、子犬も乗車口に前足をかける。

すると、運転手が子犬を抱っこしてバスから離れた場所へ移動させる。

子犬がバスに乗り込む(IHA)
子犬がバスに乗り込む(IHA)

運転手はしばらくして戻ってきたが、子犬もついてきてしまった。

運転手は足を伸ばして追い払おうとするが、子犬はめげずにバスへ近づき、とうとう乗り込んだ。

(IHA)
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運転手は子犬を降ろし、急いで戻り発車しようとするが、子犬はまだ諦めない。

今度は子犬の気を引きつけようと物を投げてみるが、やっぱりバスに戻ってきてしまう。

運転手は子犬を抱きかかえ、さっきよりも離れた場所へ連れて行く。

(IHA)
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乗客も協力し、やっとのことで発車できた。

3分ほど続いた、子犬と運転手の“戦い”だ。

“戦い”に続きが…勝ったのは子犬

実は、これで終わりではなかった。

勝ったのは、子犬だった。

発車した後も子犬のかわいさを忘れられなかった運転手が、同僚に頼んで連れてきてもらい、事務所で飼うことにしたのだ。

子犬は、バス会社のマスコットになった。
(「イット!」 9月29日放送より)

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