山形・庄内町の小学校で、大手回転ずしチェーン・くら寿司による特別授業が行われた。子どもたちは、回転ずしという身近なテーマから「食品ロス」などについて学んだ。この授業には、興味を持ち、自ら考えるきっかけを作るねらいもある。
回転ずし題材に「食品ロス」など学ぶ
9月28日、庄内町の余目第二小学校で、「漁業の将来」や「食品ロス」について考える出前授業が行われた。
この記事の画像(11枚)これは回転ずしチェーン・くら寿司が2022年から始めた取り組みで、これまでに全国50の小学校で実施され、山形県内では初めてとなる。
授業では、海にすむ魚の現状について大きな模型を使って説明が行われ、「このままでは将来、すしが食べられなくなってしまうかもしれない」など、食品ロスをはじめたくさんの課題があることを学んでいた。
講師:
ネタを切った時に出てくる端っこの切り落とし部分は、海鮮丼や軍艦に使っている
身近な回転ずしが題材とあって、熱心に授業に参加する子どもたち。興味を持ち、自ら考えるきっかけを作ることも、この授業のねらいの一つ。参加した児童は「低利用魚や食品ロスについて考えていきたいと思いました」と感想を語った。
この出前授業は全国の小学校が対象で、専用のウェブサイトから申し込みできるという。
(さくらんぼテレビ)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(11枚)