パーティができる貸し切り路面電車の運行が広島で4年ぶりに復活。コロナ禍で消えていた賑わいがここにも戻ってきた。

バーのような路面電車

夜、広島駅に姿を見せた広島電鉄の貸し切り電車。

この記事の画像(13枚)

加藤雅也アナウンサー:
奥に入ると普通の電車とはやはり違いますね。バーのような少し大人でシックな雰囲気が漂っています

加藤雅也アナウンサー
加藤雅也アナウンサー

「トラン・ルージュ(train rouge)」=フランス語で赤い電車という名の飲食ができる電車。

これまで「ワイン」や「おでんと日本酒飲み比べ」などを楽しむ企画が好評で、団体利用が多かったという。

コロナ禍で運行がストップし、この秋、4年ぶりの復活となった。

加藤アナウンサー:
夜の広島の街並みを眺めながら、電車に揺られながら、照明もムーディですし、いいですね

ビール飲み放題100分コース 26名で19万8000円

復活後の第1弾は生ビールなどが飲み放題の「ビール電車」

生ビールは飲み放題
生ビールは飲み放題

食事の有無などで料金は異なるが、特製弁当がついた最大26名貸し切りは19万8,000円(税込)。26名だと1人7,600円余りとなる。

広島駅を午後7時に出発し横川、西広島を通って広島駅に戻る1時間40分のコース。

加藤アナウンサー:
このトラン・ルージュの取材、電車もお酒も好きな野川アナウンサーが乗りたかったんじゃないかなと思うんですけど…このVTRを野川さんどういう気持ちで見るんでしょうね。すみませんね…(笑)

広島電鉄電車企画課・高橋俊亮さん:
ご友人と、あるいは会社の同僚とのご利用でも、ようやくコロナ禍が明けたので、車内ではっちゃけて、楽しんでいただけたらと思う

これから本格化する行楽シーズンや年末の忘年会シーズンを控える中、コロナ禍前の営業スタイルがまた一つ、戻ってきた。

ビール電車の運行は11月末までの予定。他の企画も計画中とのこと。

(テレビ新広島)

テレビ新広島
テレビ新広島

広島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。