長野県坂城町のブドウ畑で深刻な果樹被害が相次いでいる。犯人は野生のクマ。白昼堂々と畑で高級ブドウ「ナガノパープル」の実を食べる様子が撮影された。連日、100房単位で実がなくなっているという。
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ブドウ畑で被害相次ぐ
ブドウ棚の下でもぞもぞ動く黒い影。
その正体はクマ。成獣とみられる。
しばらくすると、後ろ足で立ち上がり、品定め…。
実をもぎとり、口にくわえて食べているようにみえる。
9月10日正午過ぎ、坂城町のブドウ畑で撮影された。
主にナガノパープルを栽培しているが、農家によると、このところ連日、100房単位で実がなくなっているという。
この記事の画像(3枚)網や柵を破って畑に侵入
畑を頑丈な網や柵で囲って対策しているが、クマは破って侵入するなどしているという。
周辺の畑では、クマによるとみられる果樹被害が相次いでいて、県や町、猟友会などが警戒や対策に動いている。
(長野放送)