体重29kgと22kgという、抱っこするのにも一苦労な巨大な2匹のブルドッグが福井市にいる。大きな体といかめしい顔。凶暴なワンちゃんかと思いきや…どんな人でも愛嬌(あいきょう)たっぷり。取材した記者はその“ギャップ萌え”にメロメロになってしまった。
のんびり、マイペース…2匹のイングリッシュブルドッグ
2匹は、福井市の山本さんの自宅兼事務所に住んでいる。犬種はブルドッグの祖とされるイングリッシュブルドッグで、福井にはほとんどいない犬種だという。

ひと際大きいメスのルーシィちゃん(10)は、クーラーの効いた部屋でのんびり過ごすのがお気に入りだ。

さらに2023年、生後8カ月のイングリッシュブルドッグ、ダルマくんが家族に加わった。伝統ある国内ドッグショーのチャンピオンの子どもだが、風格というよりも愛嬌たっぷり。

扇風機の前でゆったり休んだり、氷を食べようと舌をペロペロ出したりと、マイペースな日々を過ごしている。

一緒に暮らす保護猫のおみくんは、まだ幼いダルマくんがかわいくて、毎日毛繕いしているんだとか。
“出勤”は大変だけど…元気にお出迎え
2匹は午前中、1階にある事務所に出勤する。解体の仕事などを請け負う山本さんの会社で過ごすが、その移動が大変だ。

ルーシィちゃんの体重は29kg、ダルマくんは22kgあり、小学校中学年の平均体重とほぼ同じだ。

抱っこして階段を上り下りするのは山本さんの仕事だが、体が大きく、抱きかかえると山本さんの顔が隠れてしまう。階段を踏み外さないよう足元を確認しながら、毎日慎重に階段を移動している。

人懐っこい2匹は、事務所に来るお客さんを元気にお出迎え。ボールの取り合いをしながら、きょうもお客さんを待っている。
(福井テレビ)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(12枚)