世界各地で、猛暑や乾燥による山火事が相次いでいる。スペイン領のカナリア諸島では、2万6000人以上が避難する事態となっている。

スペイン、カナダ、アメリカ…猛暑や乾燥で山火事相次ぐ

「大西洋のハワイ」とも呼ばれるスペイン領カナリア諸島のテネリフェ島では、16日に発生した山火事が今も広がっている。

ハワイの山火事による被害も記憶に新しい中、「西洋のハワイ」とも呼ばれるスペイン領カナリア諸島でも大きな山火事が
ハワイの山火事による被害も記憶に新しい中、「西洋のハワイ」とも呼ばれるスペイン領カナリア諸島でも大きな山火事が
この記事の画像(16枚)

これまでに11の町が影響を受け、19日までに住民ら2万6000人以上が避難したという。
ロイター通信によると、今のところ、観光地や島にある2つの空港は影響を受けていないということだ。

カナダ西部・ブリティッシュコロンビア州でも大火事。非常事態宣言が出ている
カナダ西部・ブリティッシュコロンビア州でも大火事。非常事態宣言が出ている

また、カナダ西部・ブリティッシュコロンビア州でも山火事が発生。
火の勢いは収まらず、非常事態宣言が発令されていて、これまでに住民ら3万5000人に避難命令が出された。

カナダ・ブリティッシュコロンビア州の隣にある米ワシントン州でも山火事
カナダ・ブリティッシュコロンビア州の隣にある米ワシントン州でも山火事

そのカナダと国境を接する、アメリカ西部・ワシントン州でも山火事が発生している。これまでに1人が死亡、少なくとも185の建物が破壊されたという。

(「イット!」8月20日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(16枚)