この夏おすすめしたい、秋田・にかほ市のちょっとぜいたくな旅をご紹介。今が旬の夏の味覚を満喫したら、のびのびとした遊牧民の暮らしを体験！にかほ市だからこそ出会える絶景も見逃せない。
豊かな自然が育てた“絶品岩ガキ”
日本海を望む観光地である秋田・にかほ市。
100以上の島々が田園に浮かんでいるように見える「九十九島」に、幅約30メートルの岩肌から水がわき出る「元滝伏流水」など、豊かな自然に囲まれている。
佐藤愛純アナウンサー：
鳥海山や日本海など、にかほ市の大自然の恵みを受けて育ったのが岩ガキ。とても大きくて、ずっしりと重いです
道の駅象潟「ねむの丘」にはこの時期、鳥海山の伏流水で育った岩ガキを目当てに、県の内外から多くの人が訪れる。土田水産では、多い日は1日1,500個も売れるのだとか。
観光客：
「岩ガキ食べてみるか」って食べたら、それから大好きになった。（通うようになって）20年くらいになるかな
観光客：
必ず（年に）1回は食べようって決めていて、食べています
観光客：
カキのシーズンになるとだまっていられなくて。ちょっと1個じゃ食べに来た意味がないというか。きょうは4個です。最高だね
観光客：
幸せ
2023年は例年以上に身が大きく、味は濃厚だという。
佐藤愛純アナウンサー：
ぜいたくに一口でいただきます…。んー！身が引き締まっていてプリプリ。ひとかみでカキのうまみがはじけるように飛び出てくる。カキ自体が濃厚で、海のしょっぱさとのバランスがちょうど良い
岩ガキは8月いっぱい楽しめる。
潮風を浴びながら“遊牧民暮らし”を体験
旬の味覚を満喫したら、グランピング施設へ。
佐藤愛純アナウンサー：
青い海、白い砂浜。みなさん夏を満喫しています。この海水浴場の近くに並ぶのが、ゲル。まるでモンゴルに来たかのようです
2021年にオープンした「象潟モンゴルヴィレッジ バイガル」では、遊牧民の暮らしを体験できる。
佐藤愛純アナウンサー：
ゲルには小さなドアから入ります。秘密基地に入るようなわくわく感があります。ゲルの中心に向かって天井が高くなっていて、広々としています。木枠がとても美しいです
ゲルの中には色鮮やかなモンゴル家具が。モンゴル語で「吉」を意味する「ウルジー」柄があしらわれている。冷蔵庫やエアコンが備え付けられていて、暑い時期も快適に過ごせる。
本来ゲルがあるモンゴルは内陸で乾燥した地域だが、ここは目の前に海が広がり、潮風が吹きつける。新たな楽しみ方ができそうだ。
おなかも心も満たせる1日に…
海を眺めながらのバーベキューも至福のひととき。
秋田県産の八幡平ポークをはじめ、地元でとれた野菜などが盛りだくさんだ。
見逃せないのは、日本海側ならではの絶景。それが「マジックアワー」。
空を鮮やかに染めた後、海に沈む夕日…。美しいひとときに癒やされること間違いなしだ。
旬のグルメに、最高のロケーションで海外旅行気分！にかほ市でとっておきの夏を満喫してみてはいかがだろうか。
（秋田テレビ）
