この春、佐賀・白石町で生まれたコウノトリ。2羽のひなは九州で初めて巣立ちまで確認された。町が町民に愛称を募集したところ約200件の応募があり、オスとメスそれぞれの愛称が決まった。

独り立ちへ順調に成長

今週、九州で初めてとなる巣立ちを迎えた2羽のコウノトリ。

中俣理子アナウンサー:
コウノトリの2羽のヒナがエサを求めて水田に降りています

九州で初めて「巣立ちまで」を確認できた2羽のコウノトリ
九州で初めて「巣立ちまで」を確認できた2羽のコウノトリ
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3カ月近くで親と同じくらいの大きさに成長し、向こう1、2カ月のうちには巣を離れて独り立ちするとみられている。

ひなの愛称に約200件の応募

白石町は町民に愛称を募集。すると、2羽それぞれに200件近い応募があったという。

白石町・田島健一町長:
メスの愛称は「かのん」、オスの愛称は「しろ」に決定しました

応募された愛称の中から、オスは「白石」の町名やコウノトリのきれいな白い見た目から「しろ」に、メスは巣がある新観音地区にちなんで「かのん」に決まった。

白石町・田島健一町長:
自然環境と生息環境が良かったから白石に来てくれたのでは。また来年の繁殖期には来てくれるのでは

町は「独り立ちまで温かく見守ってほしい」としていて、撮影は150メートル以上離れること、エサは与えないことなどを呼びかけている。

(サガテレビ)

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