夏の風物詩、花火。家庭用の花火は年々進化しており、変わり種の花火も登場。最近は音が静かな手持ち花火や置き型の噴出花火が人気ということだ。どんな花火なのかを実演。
音が大きい打ち上げ型より手持ち型が人気
訪れたのは、広島市の「人形の藤娘」宇品店。

中西敦子アナウンサー:
わ、すごい!全部花火!

森脇弘典店長:
200種類はあるんじゃないかと

中西アナウンサー:
これだけの数があったら迷っちゃうと思うんですけど、どんな花火が流行っているとかありますか?
森脇店長:
やはり最近はドーンと上がるような打ち上げ花火は数が減ってきていますね。大きい音がすると近所の方からクレームがくるので。最近は「噴出花火」というんですけど、あまり高く上がらない音も静かな花火が主流になってきています

森脇店長:
それとこちらの自分たちで持ってやる花火

最近の売れ筋は、自宅の庭などで気軽に楽しめる手持ち花火や噴出花火。
騒音対策や安全性が求められる中、花火も進化している。

中西アナウンサー:
ここに、音の大きさが書いてあるんですか?
森脇店長:
最近こういうパッケージが出てきてまして。この花火は中程度の音がしますよと書いてある

中西アナウンサー:
近所迷惑にならないようにと考えている親御さんとかにとっては、すごくありがたいですよね
このQRコードを読み取れば、どんな風に花火が上がるのかが動画で見られるんですか?
森脇店長:
はい、見られます

新種、変わり種、定番花火を実演
中西アナウンサーが選んだこの夏おすすめの花火を実演。
まずは、「レッドペッパースパイシー」。

中西アナウンサー:
こちらの花火は火を着けたら何かが起こるということなんです。あ、赤い綺麗な花火…

中西アナウンサー:
おー!!開いた!開きました!びっくりしました。まさか二つになるとは。一本の花火で二回楽しいって感じですね

続いては、ちょっとしたオカルト体験が楽しめる花火「ひとだま たこおどり」。

付属の不気味な色の液体を3つの玉に浸しこれに火をつけると…。

中西アナウンサー:
つきました。わー!綺麗!火の玉みたいじゃないですか?ヒュードロドロドロ。火の玉ですよ

ゆらゆら揺れるひとだまはキャンプや肝試しに最適!火薬を使っていないから音も出ないので、まわりを気にせず安心して遊べる。

中西アナウンサー:
こちらもすごく気になっていた花火なんです。「水上金魚はなび」

中西アナウンサー:
水の上に浮かべるらしいんですけど火が消えないのか、どういう事なのか気になります。置きます!うわー!かわいい!!

水の上を火花をふきながら優雅に泳ぐ金魚。
これは子供たちのテンション上がること間違いなし!

ここからは噴出花火3連発!まずは「暴れ蛍」。
中西アナウンサー:
上がりました!わー結構勢いがありますね。激しい。蛍が散ってるような感じがしますね

続いて「金太ろう」。
中西アナウンサー:
わ、ちっちゃい花火がたくさん散ってるような感じで綺麗ですね

そして、「レモンスカッシュ」。
中西アナウンサー:
おー激しい!パチパチはじけて結構高くまで上がるんですね。うわうわ勢いがすごい!ほんとにパチパチはじけて、それこそ炭酸みたいな

最後は、定番の線香花火。

中西アナウンサー:
西日本の線香花火は本来、藁が使われているということで。この手持ちの部分が藁になっているんですよね

中西アナウンサー:
やっぱり線香花火はいいですよね。見てるだけで癒されます

中西アナウンサー:
この細かい花火の粒が綺麗。心が落ち着きますね
(テレビ新広島)