7月13日早朝、鹿児島県奄美大島の入り江を散歩していた住民が、側溝にはまった巨大なウミガメを発見した。

この記事の画像(9枚)

傾いた状態で側溝にはまり、身動きが取れなくなっていた。

(奄美海洋生物研究会)
(奄美海洋生物研究会)

ウミガメの性別はメス。奄美海洋生物研究会の興克樹会長は、海から階段を上って来たとみている。産卵場所を探していたところ、迷い込んだ可能性がある。

発見から約4時間後、約15人がかりで救出作業が始まった。

大がかりな救出作戦になった理由は、ウミガメの重さが100kg以上もあったためだ。
重機も投入した結果、ウミガメをようやく側溝から引き上げることができた。

重機で吊り上げられて、脚をバタバタするウミガメ
重機で吊り上げられて、脚をバタバタするウミガメ

重機で吊り上げられ、空中で脚をバタバタするウミガメ。大きなケガはなさそうだ。

まっしぐらに海に向かうウミガメ

トラックに乗せられて1時間後、ウミガメは港に到着した。

海へ向かうウミガメ
海へ向かうウミガメ

ウミガメはちょっとぐったりしていたが、潮の香りを感じたのか、元気にバタバタし始めた。そして、まっしぐらに海に向かっていった。

背中を押され、海に入るウミガメ
背中を押され、海に入るウミガメ

最後は背中を押してもらって、海に帰っていった。

(「イット!」 7月14日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(9枚)