軽部真一アナウンサー(当時31):
なごやかな2人の思い出づくりは、このカメラにお任せ。

この記事の画像(25枚)

こちらは、めざましテレビの放送1年目に最新のカメラを紹介する、軽部アナ(1994年4月放送)。3つのレンズで立体写真が撮影できる使い捨てカメラは当時、最先端だった。あれから約30年。

原田葵アナウンサー:
なごやかな2人の思い出づくりは、このアプリにお任せ。

2023年はスマホのアプリを使えば、手軽に立体写真が撮れるようになった。では、ヒット商品は30年でどう変わったのか?新人の原田葵アナウンサーがココ調する。

ゲームにお菓子、掃除グッズ ヒット商品の30年

まずは、1994年に発売すると一大ブームを巻き起こしたソニーのプレイステーション。

同じ年、セガからはセガサターンも発売され、“次世代ゲーム機戦争”と呼ばれた。

そんなプレイステーションの最新機は、2023年2月に発売された「PlayStation VR2」(7万4980円)。原田アナが体験すると…。

原田葵アナウンサー:
ゲームの世界に入ってきたみたいです。

ヘッドセットを付けると、まるでゲームの世界に入り込んだような臨場感。両手に握ったコントローラーがゲームの動きと連動するため、アクションもドキドキ感満載だ。

ここで、発売から30年を迎えるヒット商品を一気にチェック。炭酸飲料の「C.C.レモン」に、ザクザク食感のチョコレート「ブラックサンダー」、お菓子の「ドンタコス」もこの年に誕生した。

また、重い掃除機に代わって片手で手軽に掃除できると大ヒットしたのが「クイックルワイパー」。最新はマグネット式で、簡単にシートがつけられるよう進化している。

ラーメン博物館には30年変わらない店が

1994年にオープンして大行列となったのが、新横浜ラーメン博物館。世界初のラーメンのフードアミューズメントパークで、人気のご当地ラーメンが集結している。

これまで50店舗出店してきたラーメン博物館で、不動の人気を誇るのがこちらのお店。

新横浜ラーメン博物館 岩岡洋志館長:
こちらのお店が唯一、30年間変わってない熊本のこむらさきラーメンなんです。

オープン当初から営業を続ける熊本ラーメンの元祖「こむらさき」。具材は少し変わっているが、自家製の細麺やニンニクチップは30年変わっていないという。

原田葵アナウンサー:
ニンニクチップの香ばしさが口いっぱいに広がります。

軽部アナ&原田アナが時代を超えて、健康グッズを体験

続いてのヒット商品を紹介するのは、この方。

軽部真一アナウンサー(当時31):
見てください。坂道・山道をのぼっているようなキツさがあるんですね。

30年前の1994年4月、最新の健康グッズを紹介するイケイケの軽部アナ。これを街の人に見てもらうと。

20代:
ははは。これおばあちゃんちにあった。

20代:
おばあちゃんちにある、まだある。

また、今は健康グッズも進化しているようで…。

20代:
乗っているだけでブーンって。令和バージョンです。

実際の動画がこちら。今は乗るだけで振動し、電気が流れるように進化している。

さらに、次世代の健康グッズにはこんなものが。一見すると普通の鏡のようだが、鏡の中で人が踊っている。

次世代型スマートミラーの「ミラーフィット」(16万4780円、利用には別途入会金などが必要)。ネットに接続すれば、ダンスやヨガなど500種類以上のトレーニングが自宅にいながら体験できる。

かつてはアイドルだった原田アナに、ダンスはお任せ。実際に15分のトレーニングを体験してみると…。

原田葵アナウンサー:
お疲れさまでした。汗もかいているし、息も上がっていて。明日、筋肉痛になりそうです。

たまごっちは親子で楽しめるものに

社会現象を巻き起こした大ヒット商品が、1996年発売の「たまごっち」。キャラクターにご飯をあげたり、遊んだりしながら育てる携帯型育成ゲームで、発売当時は大行列ができた。

時は流れて2023年。都内に住む、宇賀神さん(30代)のお宅にお邪魔すると…。

宇賀神さん:
これは初代たまごっちです。

首に下げているのは、発売当初に手に入れた初代たまごっち。2022年に実家で見つけてから再びはまっていて、4人のお子さんも大好きだという。

宇賀神さん:
このドット感とピコピコ感。単純ゆえ飽きないで、ずっとやっているという感じですね。

時代を超えて愛されるたまごっちに2023年7月、新作が登場する。その名も「たまごっちユニ」(8250円)。

Wi-Fiが搭載され、「たまバース」という専用のメタバースで、世界中のユーザーと繋がれるようになっている。長く愛されるヒット商品は、時代に合わせて進化していた。

軽部真一アナウンサー:
進化しているものもあればね、一方でずっと変わらないってものもあって。30年だなと思うけど。でも、懐かしい軽部映像と原田映像のシンクロよかったね。

井上清華アナウンサー:
たまごっちは中間世代ぐらいでやっていたので、始まりと最新が見られて楽しかったです。

原田葵アナウンサー:
私もやっていたので、ヒット商品の進化に驚きました。これからも全力で調査していきたいと思います。

(「めざましテレビ」6月19日放送分より)