東京・練馬区、ハリー・ポッターの世界を楽しめる体験型施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」が、16日オープンを迎えました。

施設の中には、劇中に登場する、広大なホグワーツ城の大広間や動く階段。

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ホグワーツ城の大広間
ホグワーツ城の大広間
ホグワーツの動く階段
ホグワーツの動く階段

さらに、900平方メートル以上の広さがあり壁の高さが9mを超える巨大な魔法省のセットなど、まさに映画の世界に入り込んだような施設が盛りだくさん!

魔法省
魔法省

見るだけではなく、来場者自身が動く肖像画になるなど、ここでしかできない体験も。

動く肖像画になれる
動く肖像画になれる

練馬も“魔法”にかけられた?専門家「経済効果は年間533億円」

アジア初で世界最大規模となるこの施設。

いま、世界中の注目を集める“練馬”では、この人気にあやかって様々な場所で“ハリポタ現象”が起きていました。

としまえんの閉園から約3年。新たなシンボルを待ちに待った練馬区。
「めざまし8」の取材班が駅に降り立つと、早速迎えてくれたのはハリー・ポッター仕様に装飾された電車。

駅や街の至る所にも、ハリー・ポッターに関連するものが。

さらに、この波を逃すまいと施設周辺の飲食店では、「その世界観を下でも味わってほしい」とハリー・ポッターの物語を彩る“魔法”をイメージした商品を開発。

「マジックバタフライ」
「マジックバタフライ」

シロップを掛けると色が変わる、魔法のような不思議なかき氷「マジックバタフライ」や、プリンとコーヒーゼリーが混ざったところにソフトクリームがのった魔法の帽子のようなイメージの「魔法の帽子のグラグラテスト」など様々。

「魔法の帽子のグラグラテスト」
「魔法の帽子のグラグラテスト」

スイーツだけではありません。すし店ではイカスミで“魔法”をかけた「魔女に逆らった卵焼き」も。売上げは好調だといいます。

「魔女に逆らった卵焼き」
「魔女に逆らった卵焼き」

ハリー・ポッターフィーバーに湧く練馬区。アジア初、世界最大規模のこの施設は、どれほどの経済効果をもたらすのでしょうか?

第一生命経済研究所・首席エコノミストの永濱 利廣氏によると、ワーナーが想定している年間200万人の来場者が訪れた場合、年間533億円の経済効果が見込めるといいます。

現地での飲食やお土産代など、その大部分は地元に還元されるのではないかとのことです。

(めざまし8 6月16日放送)