きょう午前9時10分ごろ、岐阜市日野南の陸上自衛隊の射撃場で、男性隊員が自動小銃を発射した事件で、ケガをして病院に運ばれた男性隊員3人のうち、新たに1人の死亡が確認された。陸上自衛隊が、さきほど発表した。これで死者は2人となった。

銃で撃たれたのは、50代の男性隊員と、20代の男性隊員2人。

自動小銃を発射した隊員は、その場で、他の隊員に取り押さえられ、殺人未遂の現行犯で逮捕されたという。

岐阜県警によると、逮捕されたのは、陸自守山駐屯地所属の18歳の自衛官候補生の男。当時、現場の射撃場では訓練が行われていた。逮捕された男は、他の隊員に向けて発砲したという。

午前9時15分、陸自側から「訓練中、隊員が発砲」との110番通報があったとのこと。現在、岐阜県警が男を取り調べている。

男性隊員が自動小銃を発射した陸自射撃場(午前11時ごろ 岐阜市)
男性隊員が自動小銃を発射した陸自射撃場(午前11時ごろ 岐阜市)
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