体を揺らし、カメラに近づいてくる巨大なクマ。
冬眠明けとは思えないほど、丸々とした体つきです。
鋭い爪で襲われたらひとたまりもありません。
5月2日の午後4時前、北海道・興部町の住宅近くの山林に出没した規格外の巨大ヒグマ。
別のカメラには、木に背中をこすりつけたあと、丸々太った尻を揺らして歩く様子も映っていました。
撮影したのは、20年にわたりヒグマを観察している黒澤さんです。
巨大ヒグマを撮影・黒澤徹也さん:
体長が1.8~2メートルくらい、体重が250~300kgくらいあるんじゃないか。本当太いというかすごくでかい。毎年何頭かいますけど今年は多いですね。(例年は)1頭か2頭、すごく太いのが映るが、今年は3頭や4頭は映っている。
体長は2メートル、体重300kgクラスだという巨大なヒグマ。
2025年4月に撮影された映像にも、立ち上がると優に2メートルを上回るヒグマの姿がありました。
規格外の大きさがよく分かります。
今シーズンも興部町で次々と出没した巨大ヒグマ。
ここまで巨大化した理由について、黒澤さんは「去年のうちにデントコーン(飼料用のトウモロコシ)たらふく食べたり、牧草畑で牧草を食べたりしているのではないか。それで相当太っているのではないかと思います。今年は太った個体が多く映るなという印象です」と推測しました。
連休中、“クマの脅威”は列島各地に広がっています。
群馬・安中市では5日、湖近くの山林に現れ、秋田県ではクマが川辺を疾走していました。
さらに、長野・松本市の山林では20分以上もエサを食べ続けるクマの姿。
“大食いのクマ”が相次ぎ目撃されました。
長野県内のスキー場では、コース沿いの林で一心不乱に木の実を食べていました。
映像を撮影したスノーボーダーの竹内水輝さんは「クマは必死に木の実を食べていて、とてもクマが警戒している状態ではなく、枝をとにかくしゃぶっていた」と語りました。
まだ5月。
相次ぐクマの出没に、最大限の注意が必要です。