熊本・和水町は、2023年度から子どもの数に応じた出産祝い金を拡充した。5月24日には第4子が誕生した夫婦に、町から70万円の祝い金が贈られた。

子どもの人数に応じて増える祝い金

和水町・石原佳幸町長:
切れ目のない支援を行うことにより、町民の皆さまがこの町に住み続けていくことはもとより、町外の皆さまにも子育て応援の町として認知していただき、和水町への移住・定住に結び付けたい

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少子化が進む和水町では、2023年度から「和水町わくわく子育て応援金」として、入学祝い金の支給開始や出生祝い金の拡充を行っている。

和水町では、出生祝い金を第1子が20万、第2子が30万、第3子が50万、第4子が70万、第5子以降には100万円と設定している。

初の対象者「一つ心配事が減る」

2023年4月に第4子が誕生した、農業・大久保勝博さん・茜さん夫妻が拡充後初めての対象者となり、この日、石原佳幸町長から70万円の目録が手渡された。

大久保さんは「子どものために有意義に使いたい」とお礼を述べた。

第4子を出産した大久保茜さん:
子育てするのにお金はかかるので(祝い金を)頂けるので、一つ心配事が減るので助かる

和水町では、これまでも高校生までの医療費の無料化などの支援を行ってきたが、2023年度からはさらに、学校給食の無償化などの子育て支援に取り組んでいる。

(テレビ熊本)

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