ことし熊本を訪れて130年となる明治の文豪、夏目漱石に思いを馳せました。
漱石が暮らしていた熊本市内の旧居で漱石が詠んだ俳句からイメージした着物や
当時の演芸を楽しむイベントがありました。
【参加者】
「時空を超えてタイムスリップしたような、空気感がすごく変わってものすごくいい体験をした」
『坊ちゃん』や『草枕』などの作品で知られる明治の文豪、夏目 漱石。
明治29年・1896年に旧制五高、現在の熊本大学に英語教師として赴任し、4年3カ月間、熊本で過ごしました。
ことしは、漱石が熊本を訪れてから130年の節目の年です。
これに合わせ今月7日、熊本市中央区の『夏目漱石内坪井旧居』で漱石という人物を様々な角度から見つめるイベントが開かれました。
旧居内に展示された着物、漱石が詠んだ俳句からイメージしたもので、漱石の句を、文字ではなく着物の色合いで堪能するという、なんとも粋な取り組みです。
【玉すだれ】
「日米国旗がお目に止まれば しだれ柳に早変わり」
また、参加者は漱石が生きた明治時代の演芸、玉すだれを観賞したり小唄を歌ったりするなどし、熊本ゆかりの偉人に思いをはせていました。
【参加者】
「街にこういう場所があること自体、熊本はいい環境なのだと思う」
「漱石は名前だけ知ってる感じだったが、身近に感じたというか初めてこのような
経験をしたので、これからが楽しみ」
【夏目漱石内坪井旧居 塩田 賢俊 館長】
「〈漱石の熊本〉〈熊本の漱石〉これをぜひ知ってもらいたい。熊本だからこそ漱石を感じられるものがたくさんあるので、それを感じてほしい」
『夏目漱石内坪井旧居』では今後も漱石にちなんだ様々なイベントを計画していて、
3月28日と29日には、TKUが制作したドキュメンタリードラマ、郷土の偉人シリーズ『夏目漱石~吾輩が愛した肥後の国より~』が上映される予定です。