小国町発注の公共工事をめぐる贈収賄事件。贈賄の罪に問われている建設会社・元社長の男に判決です。熊本地裁は13日「反省の態度を示している」などとして男に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、事件当時、小国町の建設会社『伊藤組』の社長を務めていた
伊藤 英志被告(60)です。

判決などによりますと、伊藤被告は収賄の罪で起訴されている町の元建設課長、小野 昌伸被告(61)が公共工事の指名競争入札に小国町建設業協会に所属する『伊藤組』など9社を選定したことなどへの謝礼として飲食代金や宿泊代金、合わせて52万円相当の接待をした罪に問われています。

13日の判決で熊本地裁の中田 幹人裁判長は「伊藤被告は小野被告に対し、約1年半にわたり、接待を続け、少額とは言えない利益を供与した。町の公共工事に関する
職務の公正及び、これに対する社会の信頼を損なった」と指摘。

一方で、「事実を認め、代表取締役を辞めるなどして反省の態度を示している」などとして懲役10カ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。

この事件をめぐり、収賄の罪で起訴されている小野被告は3月3日の初公判で「便宜を図ったことはない」と起訴内容を否認し、無罪を主張しています。

テレビ熊本
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