中東情勢の悪化による原油価格の上昇で運送業界も影響を受けています。価格の高騰だけでなく燃料そのものが手に入りにくい状態になり、トラックで配送を行う業者は
危機感を募らせています。

【サトウロジック 佐藤栄磨社長】
「走れなくなる。そういう可能性を業界としては思っている」

菊池郡大津町に本社を置き半導体精密機械などの配送を行うサトウロジックです。

約70台のトラックを所有し毎月7万1000リットルの軽油を使っていてこのまま高値が続くと、年間約4000万円、経費が増えると予想しています。

しかし影響はそれにとどまりません。

【中原理菜アナウンサー】
「こちらの会社では、おととい、仕入れ先の業者から『軽油の供給を制限する』と
連絡があったということです」

サトウロジックでは自社のタンクに貯蔵しトラックに給油していますが、業者からは
「ガソリンスタンドを優先するため」として納入が制限されているといいます。

【サトウロジック 佐藤 栄磨社長】
「2万リットルの容量を持っているが1週間くらいでなくなる。一般のガソリンスタンドに入れに行かないといけない。そうすると、一般の人に影響があるのではないかというのが今の状態」

政府は国内の石油備蓄を16日にも放出する方針で、小売り価格の急騰には一定の効果が期待できますが、運送業界は危機感を抱いています。
【サトウロジック  佐藤 栄磨社長】
「最低限できるのは確保を急ぐこと。荷主に情報を流すこと。危機感を持っている」

経済を支えるインフラである物流への影響も注視する必要がありそうです。

テレビ熊本
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