オーストラリア北東部のクイーンズランド州で、激しく輝く火球が各地で目撃された。

映像には、夜空に無数の星が瞬く様子が映っていた。

そこに突然、流れ星が現れた。

強烈な光で、カメラの画面全体が真っ白になった。

光が収まった後も、光の筋がクッキリと残されている。

20日に、オーストラリア北東部のクイーンズランド州で、激しく輝く火球が各地で目撃された。

ケアンズ国際空港で撮影された映像では、緑がかった光が山の後ろに落下した瞬間…。

辺りがまるで、夜が明けたように明るくなった。この火球は、爆発的な光を放っている。

直後に現れたものと比べると、その差は一目瞭然だ。
火球の元となった石が大きかった
ひときわ明るくなった原因について、専門家に話を聞いた。

平塚市博物館学芸員・藤井大地さん:
火球の元となった石が大きいことから、明るくなったと思われる。数十cm〜数mくらいのサイズがあったのでは。地上に落下した可能性が高いが、大気中で徐々にバラバラになるので、大きな影響はなかったと思う。

隕石はオーストラリア南部の湾岸地域に落ちたとみられ、地元の研究者たちがデータを集めている。
(「イット!」 5月23日放送より)
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