毎朝、福井のある場所で「女子会」が開かれる。ドレスコードもある。集いの前にはオシャレにきめるのが参加のルールだ。会に集まるのは…3頭の大型犬!?男子禁制の“秘密の花園”に女性記者が潜入した。
衣装を着ていざ会場へ
越前市の飯田さんのお宅のレアちゃんは、1歳5カ月の女の子。
光に当たると輝く、黒く美しい毛が特徴のフラットコーテッド・レトリバーという犬種だ。
迎えたばかりの頃は太ももの上にのせて抱っこできるくらいの大きさだったが、この1年間でみるみる成長し、好奇心旺盛なおてんばな女の子になった。
水が嫌いな犬も多いが、レアちゃんは水に入るのが大好き。泳ぐことが得意で、暑い日は川で水遊びを楽しんでいる。
毎朝7時にお母さんと一緒に散歩に出かける。途中、「ある場所」に行くために、ピンクを服を着る。
手荒い歓迎で交流を深める
向かった先には、2頭のメスの大型犬が待っていた。
近くに住むホノちゃんとアムちゃんだ。おそろいのピンクの服が、この「女子会」のドレスコード。
飼い主も全員女性の、男子禁制の集いだ。この「女子会」が朝の日課になっている。
女性記者が潜入すると、大きな体を激しくぶつけ合いながら朝のあいさつを交わしていた。テンションが上がって噛み合うこともあるが、けんかではない。
大型犬3頭のじゃれあいは、近くで見ると迫力満点だ。
遊び疲れてぐったり
楽しい「女子会」はあっという間にお別れの時間となった。レアちゃんは毎回、名残惜しそうに2頭を見つめる。
家に戻ると疲れ果て、だらんと横になる。翌日の「女子会」を最大限に楽しむため、英気を養うレアちゃんだった。
（福井テレビ）
