韓国・ソウルの住宅街に近い地区。夜も更けた午後11時半、赤と青のきらびやかな照明で光り輝くビル。レーザーライトのような光も見て取れます。
この記事の画像(11枚)ビルの中で行われていたのは、有名ブランド「GUCCI(グッチ)」のパーティーです。
周囲を揺らすほどの大音量の音楽がビルの外に響き渡り、離れた場所からも賑やかな様子が伝わってきます。
しかし、約30分後。陽気な雰囲気から一変、辺りに鳴り響くのはパトカーのサイレンと警察の笛の音。
一体何があったというのでしょうか?
「こんなのあり得ない」騒音で50件以上の通報
地元メディアによると、この日、GUCCIは韓国・ソウルで500人以上が参加するファッションショーを開催していました。
舞台は、1395年、朝鮮王朝時代に建てられた王宮、景福宮。歴史とファッションを融合させたショーは、大成功に終わりました。
しかし問題は、この後行われた「アフターパーティー」。
午後10時ごろに始まり、深夜0時近くまで騒音が続いため近隣住民の怒りが爆発したのです。
SNSには怒りの投稿が相次ぎました。
「ここは人の住む場所であり、今は午後11時30分だ。こんなのあり得ない。 高級ブランドの会社にふさわしい振る舞いができないのか」
「我慢して我慢して、母親が警察に通報した。すでに2時間はこんな状況だ」
警察には、52件もの通報が入ったといいます。
この事態を地元メディアが大きく報じると、GUCCIサイドから「アフターパーティーで発生した騒音などで住民の皆様にご迷惑をおかけしたことを深く謝罪致します」と謝罪のメールが届いたということです。
(めざまし8 5月18日放送)