アフリカ4カ国を歴訪中の岸田首相は、日本時間1日夜、2カ国目の訪問先のガーナに到着した。
この記事の画像(21枚)最初の訪問国エジプトを発った岸田首相は、日本時間の午後9時半頃、ガーナの首都・アクラに政府専用機で到着した。
日本時間の2日未明にアクフォアド大統領と首脳会談に臨み、ロシアによるウクライナ侵攻への対応などを確認する見通し。外交筋は、ガーナを「民主主義の原則を共有する西アフリカの要の国」と表現していて、首脳間の直接の交流を通じて、連携を強固にしたい考え。
また、日本とガーナは、ともに国連安全保障理事会の非常任理事国。会談では、安保理改革など、国連の機能強化についても、突っ込んだ議論が行われるものと見られる。
一方、ガーナは、細菌学者の野口英世が黄熱病研究に尽力した地でもあり、日本とは、医療・保健分野で長く協力関係にある。岸田首相は首脳会談に先立ち、野口記念医学研究所を視察する予定。同研究所は、日本が現地で経済協力支援を行う拠点ともなっている。
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