ゴミ収集車の後方から、勢いよく燃え上がる炎。

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すぐそばには集合住宅があり、映像には、「爆発せんか!?爆発するって!」とパニックになる人の声も。

4月3日、高知市で発生した“ごみ収集車の火災”。こうした火災は、新年度を迎えた今の時期に増える傾向にあるといいます。

廃棄物処理業者 利根川産業 利根川靖氏:
片付けですとか、引越しとか、そういったのも行いますので。片付けから生じる廃棄物をどこに捨てていいのか分からずに、袋の中に入れてしまうみたいな。そういった事例があると思いますね。

ごみ収集を行っている廃棄物処理業者によると、大掃除や引っ越しを行う年末年始や年度初めなどは、ごみ収集車の火災が増える傾向にあるといいます。

その要因は身近な“あるもの”だという指摘も。

廃棄物処理業者 利根川産業 利根川靖氏:
最近はリチウムイオンバッテリーを燃えるごみで捨ててしまうような、それが原因で火災になるケースが多いと聞いております。

一歩間違えると、危険な車両火災につながりかねない、ごみの分別。

廃棄物処理業者 利根川産業 利根川靖氏:
まずは、しっかり分別の基準を守っていただく。もし本当に分からない場合は自治体に確認していただいて、リサイクルルートにのせていただくということが、大事だと思っております。

(「めざまし8」4月10日放送)