データは語る!「ニッポン経済」 生産と輸出の回復ようやく…2月の「景気動向指数」6カ月ぶりの改善 経済部 2023年4月7日 金曜 午後5:13 内閣府が発表した2月の「景気動向指数」は、景気の現状を示す「一致指数」が99.2だった。6カ月ぶりの改善で、前の月から2.8ポイント上昇した。 世界経済の停滞や部品不足で自動車や半導体関連の生産がしばらく低下していたが、改善した。輸出も増えている。 数カ月先の景気を示す「先行指数」も4カ月ぶりに上昇。電子機器などの在庫数が減り、中小企業の売り上げの見通しが改善している。 経済部 「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。世界的な課題となっている温室効果ガス削減をはじめ、AIや自動運転などをめぐる最先端テクノロジーの取材も続け、技術革新のうねりをカバー。生産・販売・消費の現場で、タイムリーな話題を掘り下げて取材し、映像化に知恵を絞り、わかりやすく伝えていくのが経済部の目標。 財務省や総務省、経産省などの省庁や日銀・東京証券取引所のほか、金融機関、自動車をはじめとした製造業、流通・情報通信・外食など幅広い経済分野を取材している。 【よく一緒に読まれている記事】 2月の消費支出1.6%増 4カ月ぶりアップ コロナの行動制限なく、全国旅行支援も影響 データは語る!「ニッポン経済」の他の記事 「輸出しばらく見合わせる」「他の販路開拓する必要も」トランプ大統領の『相互関税』が発動 アメリカ市場に売り込もうとした矢先 経済 2025年4月12日 「灯油ぐらい燃えやすい」 モバイルバッテリー突然の発火「急増」 旅客機炎上で相次ぐ安全対策【福岡発】 社会 2025年3月24日 商業地の地価 34年ぶり上昇の背景は?「ニシタチ」に客足が戻り、再開発が進み、マンション建設ラッシュも続く宮崎市について不動産鑑定士に聞いた【上位10地点の地価情報あり】 経済 2025年3月24日 日本は「コメ」アメリカは「卵」 物価高続くなか…トランプ関税による不確実性”異常な高まり” 経済 2025年3月23日 一覧ページへ